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「蔵書票」は本に貼って持ち主がわかるようにするための小さな紙片です。その目的だけなら「だれそれの本」と記せば事足りますが、持ち主のことや趣味がわかる絵などの意匠をこらした小さな芸術品としても親しまれています。

版画家の手による蔵書票をつかう、所有することは愛書家の粋な愉しみでもあり、古今、様々な版画家によって蔵書票がつくられてきました。

 

秋田市新屋の〈いとう版画工房〉を主宰する版画家・伊藤由美子さんからのお声がけで、交点で蔵書票づくりのワークショップと、伊藤さんの曽祖父にもあたる秋田の版画家・勝平得之の作による木版画の蔵書票を展示いたします。

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小さくも美しい蔵書票の世界をおたのしみください。

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|  版画でつくる蔵書票（ワークショップ）​

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開催日　7月27日（土）

時間

　①　13:00〜14:00（満席　キャンセル待ちをお受けします）

　②　17:00〜18:00（満席　キャンセル待ちをお受けします）

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人数　① ② 各4名

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参加費　2,500円（材料費込み・喫茶割引つき）

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持ち物

・6×9cm(縦横問わず)以内の下絵や写真（※事前に準備をお願いします）

・エプロン(または汚れてもよい服装)

・軍手

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版画のドライポイントという技法でご自身の蔵書票をつくるワークショップです。 蔵書票とは、「これは私の本です」と所有者を示すために、本の見返しに貼る小さな紙片のこと。フレームに入れれば、小さな版画作品として飾ることもできます。 自分だけの蔵書票をつくってみませんか?

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※蔵書票には、本の持ち主の名前や絵柄、ラテン語で蔵書票という意味の「Ex Libris(エクス・リブリス)」の文字を画面に入れることが多いですが、特に決まりがあるわけではありません。自由に下絵を考えてきてください。

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フォームからお申し込みください

→　　ワークショップお申し込みフォーム　

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|  勝平得之の蔵書票（展示）​

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7月27日（土）〜8月12日（月祝）

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勝平得之は秋田出身の版画家です。秋田の自然や風俗をテーマにしたあたたかな作風で親しまれています。

版画家に蔵書票をつくってもらうことは愛書家のステータスとされ、得之もたくさんの蔵書票を制作しました。手のひらにのるほどの小さな版画の世界をおたのしみください。店内壁面に展示いたします。

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※ 入場無料ですが観覧には喫茶かテイクアウトのご利用をお願いいたします。

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企画概要

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タイトル：　本に灯す小さな美（あかり）　いとう版画工房と勝平得之の蔵書票

企画：　交点、いとう版画工房

会期：　2024年7月27日（土）～ 8月12日（月・祝日）

開催場所：　交点（秋田県秋田市保戸野通町6-2-2F）

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喫茶店が会場です。

入場無料ですが観覧には喫茶かテイクアウトのご利用をお願いいたします。

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伊藤由美子（いとうゆみこ）

版画家
秋田県秋田市 出身
岩手大学 教育学部芸術文化課程 卒業
筑波大学 芸術専門学群美術専攻 研究生を終了
2019年12月　いとう版画工房を開設 （秋田市新屋）
2020年12月　「伊藤由美子 作品展　portrait」（ココラボラトリー / 秋田市）

2022年12月　「伊藤由美子 版画展　気配」（交点 / 秋田市）

その他、個展やグループ展、ワークショップなど多数開催

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勝平得之（かつひらとくし）

版画家

本名は勝平徳治
秋田県秋田市 出身　

1904年〜1971年（今年2024年は生誕120年）

家業の傍らで独学で絵、彫り、刷りの版画の技術を身につける

秋田を訪れたドイツの建築家ブルーノ・タウトによって海外にも紹介される
秋田県文化功労章、秋田市文化章、河北文化賞を受賞

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